流れ星☆彡
家族旅行
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年が明けて、二ヵ月がすぎた。
お腹の子はようやく六ヶ月に入り、蒼太があと三日で一才を迎えるという時……
いつものように、部屋で蒼太と二人でまったりと過ごしていたら……
「……ママ……」
そう言って、ゆっくりと、ペタペタと……フラフラと……
歩いたぁー!
思わず、こっちに歩み寄ってくる蒼太に手を広げると
「ママ」
そう言って、あたしの胸に飛び込んできた。
「蒼太、凄いじゃん!あんよしたねー!凄いよ!」
そう言って、ぎゅっと抱き締めた。
蒼太は嬉しそうにニコニコして、『チャッチャッ』と言いながら手を叩いている。
たぶん自分でも“上手だったよ”と褒めているんだと思う。
そんな姿がどうしようもなく、愛しい。
「蒼太、パパが帰ってきたら見せようね?」
「パッパッ」
なぜか、パパのことは“パッパッ”って言うんだけど、それがまた可愛い。
でも……
優太が帰ってきて、昼間やっていたように、あたしが手を広げて
「蒼太、こっちだよ。あんよあんよして?」
って言っても……
年が明けて、二ヵ月がすぎた。
お腹の子はようやく六ヶ月に入り、蒼太があと三日で一才を迎えるという時……
いつものように、部屋で蒼太と二人でまったりと過ごしていたら……
「……ママ……」
そう言って、ゆっくりと、ペタペタと……フラフラと……
歩いたぁー!
思わず、こっちに歩み寄ってくる蒼太に手を広げると
「ママ」
そう言って、あたしの胸に飛び込んできた。
「蒼太、凄いじゃん!あんよしたねー!凄いよ!」
そう言って、ぎゅっと抱き締めた。
蒼太は嬉しそうにニコニコして、『チャッチャッ』と言いながら手を叩いている。
たぶん自分でも“上手だったよ”と褒めているんだと思う。
そんな姿がどうしようもなく、愛しい。
「蒼太、パパが帰ってきたら見せようね?」
「パッパッ」
なぜか、パパのことは“パッパッ”って言うんだけど、それがまた可愛い。
でも……
優太が帰ってきて、昼間やっていたように、あたしが手を広げて
「蒼太、こっちだよ。あんよあんよして?」
って言っても……