流れ星☆彡
.



そして、蒼太の初誕生日。


せっかくだから、旅行でも行こうかってことになって……


二泊三日で、ちょっぴり遠出することになった。


初日は動物園。


素早く動く動物には興味津々になるんだけど、ゾウとかカバとかのんびり動く動物は全然見なくて……



「蒼太、これ手摺りじゃん。こんなのどこででも見れるんだから、あっちにいるゾウさん見ようよ」



蒼太は目の前にある、柵とか手摺りばかりを見ていた。



「絢華、疲れてないか?」



楽しい時間はあっという間で、自分が妊婦だってことも忘れていた。



「疲れてないよ。蒼太は眠そうだね。凄くはしゃいでたもんね」


「はは、ほんとだ」



蒼太は優太に抱かれると、あっという間に寝てしまった。


そのまま泊まる予定の旅館へ向かった。
< 318 / 404 >

この作品をシェア

pagetop