流れ星☆彡
おいしいご飯をいっぱい食べて、お風呂は家族風呂を予約しておいた。


優太いわく



『心配すぎて、絢華一人で大浴場には行かせられねぇ』



らしく……


いつもの心配性に加えて、今は妊婦だからか、いつも以上に心配されてる気がする。


それだけ想ってくれているのは、嬉しいことだけど。


蒼太が寝てから、優太がビールを飲むって言うから、あたしも付き合って一緒に横にいた。



「絢華は何飲む?」


「お茶でも飲もうかな。あっ、あたし自分でやるからいいよ」



お茶を淹れて、お腹をさすりながら座椅子に座る。



「どうした?しんどい?」



隣に座っている優太が、心配そうにあたしの顔を覗き込む。



「え、ううん、ちょっと張った感じがするだけ」


「ひどかったから横になれよ」


「うん」



優太が座っている座椅子に、自分の座椅子をくっつけて座り直し、優太の肩に頭を預けた。



「何、可愛いことしてんの?」


「だって、くっつきたいんだもん」



そう言うと優太は、あたしの肩を抱いて顔を覗き込んで……


キスをした。


ビールの味がする。



「苦い」
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