流れ星☆彡
尻餅をつきそうになったのを、優太が支えてくれた。



「蒼太、ママのお腹には赤ちゃんがいるから、もっと優しくしなきゃダメだぞ?」



蒼太はよくわからないからか、優太を見ながら首を傾げてる。



「優太、蒼太にはまだ難しいよ」


「そうか?」


「うん。……でも、ありがとね」






帰ってから、お昼ご飯を食べたあと……


優太と蒼太は寄り添うようにして布団に入り、手を繋ぎながら二人とも寝てしまった。


なんか、羨ましくて……


あたしも蒼太の横にゴロンと寝転がった。


そしたら……


あたしもいつのまにか寝てしまって……




目が覚めた時には……


優太も蒼太も隣にはいなくて……


二人はリビングで楽しそうに遊んでいた。



「おっ、絢華目ぇ覚めた?よく寝れたか?」


「あたし、いつのまにか寝ちゃってた」


「はは、寝れる時に寝ときゃいいんだよ」


「うん」



優太はほんとに優しい。


優太だって疲れてるはずなのに……


いつもあたしのことを一番に考えてくれる。



ほんとに大好き。


ほんとに……幸せ。
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