流れ星☆彡
結婚記念日
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「蒼太、綺麗だねぇ」
蒼太の手を引きながら、ほぼ満開の桜並木を眺める。
蒼太はそんな桜よりも、地面に散らばっている桜の花びらの方が気になるらしく、その場にしゃがんで小さな指でそれらを摘んでいる。
そんな蒼太の姿に、やっぱり笑みがこぼれる。
お腹の赤ちゃんは、気が付けばもう七ヶ月に入って、最近はこれまでよりお腹が張りやすくなった。
それでも元気にお腹を蹴っている赤ちゃんに、幸せな気持ちをいっぱいもらってる。
「やっぱ雨か」
優太は部屋の窓から、外を眺めながら憂鬱そうに呟いた。
「天気予報あたっちゃったね。明日も雨だって言ってるしね」
「ちょうど満開に雨降るとか、ありえねぇだろ」
週末の今日か明日で、晴れればお花見に行こうと話していた。
「ママと蒼太は、一昨日見てきたもんねー」
と蒼太に目線を合わせて言うと、蒼太も
「ねー」
と笑いながら言った。
「俺だけ仲間外れかよ。蒼太、桜は綺麗だったか?」
「パッパッ」
そう言って、優太に手を伸ばした蒼太。
「蒼太、綺麗だねぇ」
蒼太の手を引きながら、ほぼ満開の桜並木を眺める。
蒼太はそんな桜よりも、地面に散らばっている桜の花びらの方が気になるらしく、その場にしゃがんで小さな指でそれらを摘んでいる。
そんな蒼太の姿に、やっぱり笑みがこぼれる。
お腹の赤ちゃんは、気が付けばもう七ヶ月に入って、最近はこれまでよりお腹が張りやすくなった。
それでも元気にお腹を蹴っている赤ちゃんに、幸せな気持ちをいっぱいもらってる。
「やっぱ雨か」
優太は部屋の窓から、外を眺めながら憂鬱そうに呟いた。
「天気予報あたっちゃったね。明日も雨だって言ってるしね」
「ちょうど満開に雨降るとか、ありえねぇだろ」
週末の今日か明日で、晴れればお花見に行こうと話していた。
「ママと蒼太は、一昨日見てきたもんねー」
と蒼太に目線を合わせて言うと、蒼太も
「ねー」
と笑いながら言った。
「俺だけ仲間外れかよ。蒼太、桜は綺麗だったか?」
「パッパッ」
そう言って、優太に手を伸ばした蒼太。