流れ星☆彡
「絢華、いつもありがとな。これからもずっと俺の傍にいてくれよ」



と言った。


差し出された花束を受け取ったとたん、涙が溢れてきた。



「ありがとう。優太こそ、ずっと傍にいてね」



優太があたしの瞼に手を伸ばして、涙を拭いてくれた。






蒼太が寝たあと、ワインを出してきた優太。



「飲んでいい?」


「うん」



ソファーに座る優太に、寄り添うようにして、横に座った。



「絢華、ちょっとあっち向いて」


「え、何で?」


「いいから」



言われるがままに、優太に背中を向ける。


その瞬間、首にひんやりとした感触……


慌てて胸元を見ると……



「優太!これっ!」


「ブルーとピンクで迷ったんだけどさ、やっぱり絢華はピンクの方が似合うな」



誕生石のサファイアのネックレス。



「優太、ありがとう」


「まだ早い」


「え、何が?」


「これも」



そう言って小さな箱が差し出された。



「何?」


「開けてみろよ?」



リボンをほどいて、包装紙を開いて箱を開ける。


ピンクサファイアのピアスだった。
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