流れ星☆彡
幸せの痛み
.
12月に入った頃、勉強の頑張りにようやく結果がついてくるようになった。
50%と言われていた合格率が、70%まで上がった。
先生にも杉浦くんにも、菜摘にも井口くんにも、感謝してもしきれない。
でも……
あたしは優太と別れることを決心した。
本気で別れたいわけじゃない。
でも、もう限界だった。
連絡のない現実が……
会えない現実が……
何もない現実が……
凄く辛くて……
あたしはほんとに優太の彼女なのかって、……自信がなくなったから。
クリスマスを二週間後に控えた今日……
あたしは優太に会いに行った。
今度はちゃんと連絡してから。
“大事な話がある。一分でいいから会いたい”
そしたら会ってくれることになった。
優太が帰ってくる頃を見計らって、アパートへ向かった。
アパートへ着くと、もう部屋の明かりが点いていた。
インターフォンをならすと、優太が顔を出して……
「入れよ」
と言ってくれた。
たったそれだけのことが、凄く嬉しかった。
12月に入った頃、勉強の頑張りにようやく結果がついてくるようになった。
50%と言われていた合格率が、70%まで上がった。
先生にも杉浦くんにも、菜摘にも井口くんにも、感謝してもしきれない。
でも……
あたしは優太と別れることを決心した。
本気で別れたいわけじゃない。
でも、もう限界だった。
連絡のない現実が……
会えない現実が……
何もない現実が……
凄く辛くて……
あたしはほんとに優太の彼女なのかって、……自信がなくなったから。
クリスマスを二週間後に控えた今日……
あたしは優太に会いに行った。
今度はちゃんと連絡してから。
“大事な話がある。一分でいいから会いたい”
そしたら会ってくれることになった。
優太が帰ってくる頃を見計らって、アパートへ向かった。
アパートへ着くと、もう部屋の明かりが点いていた。
インターフォンをならすと、優太が顔を出して……
「入れよ」
と言ってくれた。
たったそれだけのことが、凄く嬉しかった。