流れ星☆彡
「絢華?」


「優太、どうしよう。どきどきが止まらないよ」



胸を押さえながら言うと……



「何でっ、そんなに可愛いんだよっ」



そう言って、またぎゅっと抱き締めてきた。



「優太、……好き」


「俺も好きだよ」



そう言って、またキスをした。


啄むキスがすぐに深いキスに変わり、咥内に舌が侵入してきた。


歯列をなぞり、舌を絡めて、舌を吸われる……



「…んっ…」


「絢華、好きだ」



そう言って、おでこにキスを落としたあと、お姫さま抱っこで優太のベッドに運ばれた。



「絢華、……俺、初めてだから、……痛ぇかも」


「うん。……大丈夫だよ。優太の初めてがあたしで嬉しい」


「ん、俺も、絢華の初めてが俺で嬉しいよ」



そう言いながら、髪をすくように撫でてくれる。


あたしを見下ろしている優太を見上げると……


久しぶりにこんなに近くで見て……


優太ってこんなに大人っぽかったっけって……


こんなに色気があったっけって……


凄くどきどきしてきた。
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