流れ星☆彡
嫉妬
*
寒くて目が覚めた。
まだ外は暗いから、夜中なんだろうな。
目の前に優太の逞しい胸板があって、無意識に手で触れていた。
「絢華?」
呼ばれた声の方へ顔を上げる。
そしたら優太がやさしい表情で笑っていて、胸がきゅんってなった。
「絢華、身体は大丈夫か?」
「うん。……優太」
「ん?」
「あたし、幸せだよ。優太のことを好きになって良かった」
「俺も」
そう言って、ぎゅっと抱き締められた。
あたしもぎゅっと抱きついた。
「なんか、……やべぇ」
「何で?」
顔を上げて首を傾げていると……
「だってさ、……絢華の胸が……」
「えっ」
胸?
何の、こと?
「俺も絢華も裸だから」
その意味がわかって……
顔がかぁぁっと熱くなった。
優太の胸を手で押して離れようとすると、優太の腕に力がこもって……
「離さねぇよ」
「で、でもっ!」
胸がっ、優太に当たっちゃう!
心臓の音が大きくなっていく。
あたふたしているあたしをよそに、
「なぁ絢華」
優太は、突然真面目な声を出した。
少し不安になりながら、優太の声に耳を傾ける。
寒くて目が覚めた。
まだ外は暗いから、夜中なんだろうな。
目の前に優太の逞しい胸板があって、無意識に手で触れていた。
「絢華?」
呼ばれた声の方へ顔を上げる。
そしたら優太がやさしい表情で笑っていて、胸がきゅんってなった。
「絢華、身体は大丈夫か?」
「うん。……優太」
「ん?」
「あたし、幸せだよ。優太のことを好きになって良かった」
「俺も」
そう言って、ぎゅっと抱き締められた。
あたしもぎゅっと抱きついた。
「なんか、……やべぇ」
「何で?」
顔を上げて首を傾げていると……
「だってさ、……絢華の胸が……」
「えっ」
胸?
何の、こと?
「俺も絢華も裸だから」
その意味がわかって……
顔がかぁぁっと熱くなった。
優太の胸を手で押して離れようとすると、優太の腕に力がこもって……
「離さねぇよ」
「で、でもっ!」
胸がっ、優太に当たっちゃう!
心臓の音が大きくなっていく。
あたふたしているあたしをよそに、
「なぁ絢華」
優太は、突然真面目な声を出した。
少し不安になりながら、優太の声に耳を傾ける。