流れ星☆彡
卒業
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年が明け、二月半ばを過ぎた。
あたしの成績は……
先生からは“もしかしたらいけるかもな”と言われるようになった。
そう言われた時は、思わず先生の前で涙を流してしまったけれど……
“泣くのは合格してからにしろ”と、また涙を誘うようなことを言われて、手におえなくなってしまった。
だって、こう言ってくれるのは、合格する可能性があるからだもん。
この時期になると、授業も自習ばかりで自分の苦手な科目を勉強できたりする。
先日受験した滑り止めの私立高校は合格した。
でもあくまでも、本命は約半月後に控えた桜ヶ丘。
最後の追込みに入っている。
帰りは相変わらず四人で図書館へ行く。
菜摘と井口くんは、同じくらいの成績だから同じ高校を受ける。
杉浦くんは、あたしに教えてばかりなのに、自分の成績をちゃんと維持していて、あたしよりレベルが二つも上の高校を受ける。
ちゃんと合格圏内らしい。
受験が終わったら、みんなでパァーッとカラオケへ行こうって話になった。
年が明け、二月半ばを過ぎた。
あたしの成績は……
先生からは“もしかしたらいけるかもな”と言われるようになった。
そう言われた時は、思わず先生の前で涙を流してしまったけれど……
“泣くのは合格してからにしろ”と、また涙を誘うようなことを言われて、手におえなくなってしまった。
だって、こう言ってくれるのは、合格する可能性があるからだもん。
この時期になると、授業も自習ばかりで自分の苦手な科目を勉強できたりする。
先日受験した滑り止めの私立高校は合格した。
でもあくまでも、本命は約半月後に控えた桜ヶ丘。
最後の追込みに入っている。
帰りは相変わらず四人で図書館へ行く。
菜摘と井口くんは、同じくらいの成績だから同じ高校を受ける。
杉浦くんは、あたしに教えてばかりなのに、自分の成績をちゃんと維持していて、あたしよりレベルが二つも上の高校を受ける。
ちゃんと合格圏内らしい。
受験が終わったら、みんなでパァーッとカラオケへ行こうって話になった。