流れ星☆彡
合格発表
*
五時に目が覚めた。
今日は桜ヶ丘の合格発表。
あたしのこれからが、決まる。
夜もなかなか寝付けなかったのに……
気になって、こんなに早くに目が覚めてしまった。
貼り出されるのは正午なのに……
まだ七時間もある。
ちょっと寒いけれど、シャワーを浴びた。
そのあとは、テレビを観たり、雑誌を見たり、携帯を触ってみたり……
何をやっていても、やっぱり落ち着かなくて……
でも気付いたら、そろそろ家を出る時間で……
桜ヶ丘高校へ着いたのは、合格発表の掲示板が貼りだされる十分前。
続々と学生が集まってきたけれど……
あたしは、時計ばかりが気になる。
「絢華」
気付いたら隣には、部活で登校していた優太がいて、思わず優太の腕をつかんでしまった。
「優太、どきどきしすぎて胸が痛いよ」
「大丈夫だって」
そう言って、頭を撫でてくれた。
その時、掲示板が貼りだされて……
「絢華、何番?」
「378番」
五時に目が覚めた。
今日は桜ヶ丘の合格発表。
あたしのこれからが、決まる。
夜もなかなか寝付けなかったのに……
気になって、こんなに早くに目が覚めてしまった。
貼り出されるのは正午なのに……
まだ七時間もある。
ちょっと寒いけれど、シャワーを浴びた。
そのあとは、テレビを観たり、雑誌を見たり、携帯を触ってみたり……
何をやっていても、やっぱり落ち着かなくて……
でも気付いたら、そろそろ家を出る時間で……
桜ヶ丘高校へ着いたのは、合格発表の掲示板が貼りだされる十分前。
続々と学生が集まってきたけれど……
あたしは、時計ばかりが気になる。
「絢華」
気付いたら隣には、部活で登校していた優太がいて、思わず優太の腕をつかんでしまった。
「優太、どきどきしすぎて胸が痛いよ」
「大丈夫だって」
そう言って、頭を撫でてくれた。
その時、掲示板が貼りだされて……
「絢華、何番?」
「378番」