強気なあたしと甘々彼氏
ワケがわからないままあたしはとりあえずステージ横まで移動した。
「あぁっ! 榛葉さんじゃない?
ホントに出るんだぁっ!?」
幕の中に入っていくと、
甲高い声があたしの耳に入ってきた。
パッと顔を上げるとそこにはまほがいた。
前と同じ何人かの取り巻きたちと一緒に。
「まぁ、ね……」
歯切れ悪く答えるあたし。
「フラれても落ち込んじゃダメだよ?
まほたちが慰めたげるからね♪」
メニュー