強気なあたしと甘々彼氏
「だから、言いにくかったってこと
バレちゃったから、もう隠さないけどね?
それよか、敦美だってあたしに隠し事ある
でしょ?」
へ?
人指し指をたててあたしに向けてくる。
でも何のことかいまいちわからない。
「もぉっ!!」
あたしがホントにわかってないってわかったのか、あたしに向けていた体を和樹の方に変えて、言った。
「告白タイム……出るんでしょ…?」
あっ…
そうだった、真璃菜にはまだ要ってなかったんだ。
「ん…流れで…」
「まほたちは、大丈夫だよ」
真璃菜から聞いた意外な言葉。
「どういうこと?」
まるで、意味がわからなかった。