恋の音
☆気づいた時には始まってた
1
「この問題が解ける人_」
今は、数学の授業中。
通称「クレヨン」が何だか意味のわからない言葉を並べては、しゃべってる。
多分、日本語なんだろうけど...
あたしには、宇宙語に聞こえてくる。
そんなあたしはバカなのだろうか...
もうすぐ期末のため、一応教科書は広げてみる。
だけど、意味不明で気持ち悪くなってきちゃう。
そしたら、隣のあいつがしゃべりかけてきた。
「川上。お前さぁ、授業聞いてる?」
ボォっとしていたあたしに気付いたのか、あいつがしゃべりかけてきた。
あいつっていうのは、野村正樹のこと。
サッカーが上手で、イケメンで、成績優秀。
今は、数学の授業中。
通称「クレヨン」が何だか意味のわからない言葉を並べては、しゃべってる。
多分、日本語なんだろうけど...
あたしには、宇宙語に聞こえてくる。
そんなあたしはバカなのだろうか...
もうすぐ期末のため、一応教科書は広げてみる。
だけど、意味不明で気持ち悪くなってきちゃう。
そしたら、隣のあいつがしゃべりかけてきた。
「川上。お前さぁ、授業聞いてる?」
ボォっとしていたあたしに気付いたのか、あいつがしゃべりかけてきた。
あいつっていうのは、野村正樹のこと。
サッカーが上手で、イケメンで、成績優秀。