夜空にランプ
それが、妙に変な気持ちだった。
(なんか、独占したいみたいじゃん。秘密を守ってるだけなのに。自分気持ち悪)
難しい顔をしていた顔をつねり、中断していた作業に再び取り掛かった。
「お疲れ様!本当にありがとうね千鶴ちゃん。助かってるわ。これ、よかったら食べていって」
「ありがとうございます!」
アトリエまでリンコさんは作ったナポリタンを持ってきてくれた。
気づけばもう午後1時を回っていた。
空腹にも気づかずに夢中になっていたらしい。