夜空にランプ

この間の文化祭の時もすれ違い様に、「邪魔」と冷酷な低い声で言われ、あからさまに肩をぶつけられたばかりだった。

怯える私はただ小さく謝ることしかできなかった。



このことは密かに悩んでいたことで、誰にも相談できずにいた。




有紗はそのグループの子達とも結構仲が良かったから。





芽衣子ももしかしたら、同じように嫌な思いをしてるんじゃなかと心配なのだ。






今まで聞くに聞けずにいたけれど、今日の放課後思い切って聞いてみることにした。
< 48 / 489 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop