夜空にランプ


寂しい風を心にほんのちょっと受けるけど、でもきっと追い風に変えて歩く。





臆病な自分もずっといる。


天邪鬼な自分もずっといる。


卑怯な自分もなかなかいなくならないかもしれない。



それでも、進んでいかなければいけない。





立ちすくんで震えて、歩き出せなくなることは、これからいくらだってあるはずだ。



そんな時、思い出すだろう。


Lampがくれた沢山の明かりを。


その中の一つ、『自分らしさ』という名の明かりは特別な光を放つ。



『そのまんまの私がいい』と言ってくれた。

『あなたはあなたらしくいてくれたら、それが一番だ』と言ってくれた、大切な人の声。


自分らしさって正直自分でもまだよくわからないけど、それでもとても優しく背中を押してくれるような気がする。


だから、例え進めなくなるときが来たとしても、自分らしい速さできっと歩いていこうと思う。


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