夜空にランプ

私も一緒に描いてみる。

が、案の定いい笑いものに。


すっかり子供にも、私の絵がど下手ということが定着してしまったのだ。



ま、めげずに描くけれど。




「ちーちゃんまた宇宙人?」


「違うよー、うさぎさんだよ」


「うっそだー!こわいよー、耳そんな形してないよー」


「え?そうかな?確かこうだったはず」


「きゃはははは!おっかしいのー」




最近では作家さんだけではなく、近所の方ともここの黒板を通して繋がりができていた。


犬の散歩をしている人、ゴミ出しにいくおばさんや、通学班の待ち合わせの場所がLampの前の小学生達が、小さな黒板に目を向けてくれるようになったのだ。



小学生は特に自由気ままに書いてしまっているけど。


今流行っているアニメのキャラだとか、先生の顔だとか。

それはもうらくがき帳のように賑やか。
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