たぶん恋、きっと愛

ライブハウスとオトモダチ




ひたすらに、受け身を貫かれた。


どこまで行っても、決して求めてこない。

キスにすら、応えない。


それが義務だとでも思い込み、それでも葛藤する理性は、ただ泣くしか、できない。


成すがままの、
感度のいい、人形。



それでも、少しは。
甘えるようになった気がする。





 


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