切端詩集 断片的な虚構
陶酔のために
『陶酔のために』
いつか世界を変えられるなら
血みどろの戦いも厭わない
たった独りで憧れることができるなら
そんなふうに戦うことの意味に
そんなふうに戦う世界に
頭から溺れてしまいたい
傍観の地獄から本当の地獄へ?
踊らせてくれこの一つだけの身体で
陶酔と熱狂
ああ、それだけのために
それが許されるのなら
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