妄想好きで得したこと






やっと準備ができたらしく、
私たちは入学式をしていた
体育館に戻った。


 
入学式と変わったことといえば……。



隣に由利亜がいること。



  
「萌那は…何部に入るの?」



わかってるような顔して、聞かないでよ。



「かっこいい先輩が、いっぱい居るとこ」




「ってことは…
 私たち同じ部活に入れるかもね!」







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