ただ、その一言が言えなくて。
まさかの出会い!?
その青年は目を逸らしたことに気付き、私の方を向いてクスッと笑った。

…うっわー、今完全に笑ったヨネ?


そして、真っ直ぐに私の隣の席に来て、座った。


…え、なんでこの人が隣なのさ!!


後で調べたが、名前の順的に、そうなってしまうらしい。


なんだか恥ずかしいのと、笑われた悔しさで青年が居ない方の側を向いていたら、しばらくして小さく折り畳んだ紙が飛んできた。



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