ラスト・ミュージック
「あれが一年生か...ちいせーな」
「アンタも1年の時はあんなんだったけど」
「うっせーよ!」
そんな先輩達の声が聞こえ
ジロジロ見られる視線が非常に怖い
「僕達って、注目されてるのかな...」
おっとりしてるコイツは咲良寧将
「まぁ、大丈夫じゃね?気にすんなってー」
そしていつもポジティブなコイツは
界乃陽那兎
「はぁ、やんなっちゃうよなー。先輩にジロジロ見られるとかさ」
いつも独り言が多い鉄悠也
「気にするな。目、つけられたらどうする」
そして俺、高木刹那
『おい。1年』
やばい。厳つい先輩に目、つけられた
って思ってたら....
『1年はこっちで並んで待ってろよ?』
「「「「は、はい...」」」」
親切に案内してくれた...
皇帝学園は色んな人が居るんだな