キミの面影
 ポケットから携帯を取り出して電話をかける。
「もしもし…桜井ですが・・今から迎えに行きます。30分ぐらいで行けると思います。はい…では。」


 携帯を戻して空を見上げるとキレイな夕焼けが広がっていた。
駅まで急いで電車に乗る。今日は何を作ろうか・・夕食のメニューを考え中に最寄りの駅についた。改札を出てすぐに託児所がある。今日は定時に帰れたので、他のお母さん達もお迎えにきていた。
< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop