君がいてもいなくても世界は変わりませんけど?



『? …何??』


『な…』


『な?』


『そんなものね-よ!!』



悠卯はそう大きく叫ぶと
スタジオのドアを大きく開き
外を飛び出てしまった


何でだろう、何が悲しかったか私は大泣きした


皐お姉ちゃんになだめられながら母の待つ車まで歩いた事は今でも忘れない



今思うと私は悠卯の事が
好きだった


離れてから気づくって
こうゆう事を言うんだって子供ながらに実感させられたんだ…
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