俺の弟の彼女が超可愛い。



うん、いや、え?




「菜月チャン今、なんて言った?聞き違い?」

「罰ゲーム何にします?」

「あっ無視…いや、でも輝いてんなあ菜月チャン。」




嬉しそうにウキウキしちゃって……その標的は少なからず、悠斗だろうなー。



俺はしばらく考える体勢で額に手を当て、うなる。


この時悠斗がすがる目で見つめてきたが、ちょっとも迷わずに無視した。






そうして、思いつく。


悠斗はすねて、菜月チャンはそれを面白そうに見つめているだけ。


俺は立ち上がり、「おし決まった!」と叫ぶ。



「るせ」ちょっと菜月チャン、今のは聞き捨てならない。


キャラが崩壊し過ぎだよ!!


声綺麗なのに!!




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