∽Rock♀On∽
祖父がゆっくり話し始めた。


「彼程の男なら縁談話は引き手あまただ。
それを全て断ってまでお前がいいと言い続けてる」


「だったら尚更です。私は私の身体はもう…うぅぅ……。」


「……。彼は全て承知だ。」


祖父が泣いてる私を抱き寄せ話し続ける。


「美沙…もう十分だよ。
お前が幸せになるのをきっと子供達も祝福してくれるはずだ。」


「うっ…うぅぅ……。」

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