☆Hikari☆
机の上に置かれていた本とメモに気付いた。



『尾河さんへ…

今日は用事があり、ゆっくり勉強をしている時間がありません。

だから一人で本を読んでいて下さい。
この本は僕が尾河さんの為に選んで買った本です!!
必ず最後まで読むように!沢渡。』



そんなメモと…今までとは違い少し厚めの本が置かれていた。



私のために選んでくれた本??
沢渡先輩が……!
私のために………。



それだけでも、天に昇る思いで……浮かれながら私は本を読み始めた。



…………!?


むっ、、難しい…。


沢渡先輩が居ないと読めない。


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