☆Hikari☆
うぅん…隣に先輩がいるのは嬉しいが……。


やっぱり、この本は難しい……。


この、漢字はなんて読むんだ??


私の頭の中に『?』がグルグル飛び交っていた。




「尾河さん、どうしたんですか?


不思議そうに私を見る先輩。


「えっと……この字は何て読むんですか?」



「そんな事ですか…?」


と少し呆れていた。


「すみません…」


何故か私は謝っていた。




そんな、幸せな時間は早く過ぎていくもので…
私と先輩は次の授業があるから教室へ戻った。



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