白い世界。





しばらくして彼女を白い車が運んでいった。




僕もついていこうとしたけど、




車の中にいた人に
じゃまそうに追い出された。
















「目撃者はいないそうです」







ちがう、いるよここに。




僕はちゃんと知ってるんだ。




助けてくれたんだ、









「被害者の意識が戻るのを待つしか…」



「いやしかし重症らしい、意識が戻るか…」









僕の話を聞いてよ!
















…うるさいじゃまだ、



そう言われて体をけられた。








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