大人の恋をしよう☆彡
第1章




あの日、外は昼間なのに真っ暗で、まるで何かを暗示しているような季節外れの嵐が吹き荒れていた。




姉のピアノ発表会。





家族で出掛けるはずだった。





なのに、私は、当日の朝になって、




「行かない。」






そう言ったんだ。



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