大人の恋をしよう☆彡

朝、のどの乾きで目を覚ます。


体を布団の中で動かすと、節々が痛い。

まずな~。熱が出たみたい。


痛む体を抑えながら、ベットから立ち上がろうとすれば、


ドスンッ


とベットの横に尻餅もついてしまう。



熱が高いのか、フラフラで何かにつかまらないと歩けない。


壁伝いにフラフラとなんとか、キッチンまでたどり着き、例底の中から、飲み物と冷却剤などを取り出し、ベットに戻る。


昨日、飲んだ風邪薬を飲んで、ベットまた潜り込む。

よかった。今週はもう、バイトはないし、迷惑をかけないで済む。



そんな事を思いながら、時折、目が覚めては喉を潤すを繰り返して、気がつけば、もう夜。

熱を測ったけど、まだ熱は下がらず、このままでは明日、大学に行くのは無理。


仕方なく、携帯電話を覗けば、ちーちゃんからの着信とメールが。

私はメールの中身を確認することなく、電話をかける。



「はい。もしもし。」


「あ、加奈?美々なんだけど。」


「うん。どうした?なんか、声が変だけど。」


「うん。ちょっと、体調悪いから、明日、大学休むけど、心配しないで。」


と一応、加奈子には連絡した。


一人暮らしをしていることを知っている加奈子は、心配してくれたけど、大したことはないからと言って、電話を切る。







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