大人の恋をしよう☆彡
「37度5分か。病院は行ったか?」
私は、首を横に振る。
「ミー、辛いかもしれないけど、服、着替えられるか?病院に行こう。」
「だ、大丈夫。もう少し寝てれば・・・・」
「ミー、いい加減にしろ。言うこと聞けないなら、一人暮らしはさせない。」
怒っているちーちゃんに反抗出来る訳もなく、
「はい。」
と返事をして、渋々、着替えて、リビングに向うと、ちーちゃんも誰かとの電話をちょうど、切った所だった。
「よし、行くか。その前に」
と言って、私の目の前に手を出してくる。
訳がわからなくて首をかしげると、
「合鍵。」
と言う。
「合鍵?」
また、首をかしげると、
「今日は、母さんに来てもらう。だから、鍵が無いと入れないだろう?」
「え、おばさん?いいよ、大丈夫。病院行っておとなしくしているし。」
「ミー、なら引越しの準備しろ。一人暮らしは終わりだ。」
「・・・・・・・」
何も言葉が出て来ない。
だって、ことあるごとに一人暮らしを否定してくるし。