大人の恋をしよう☆彡
抱き上げられたまま、リビングへ向い、いつものように私を抱っこしたまま、ソファにドカリと座る。
「ミー、大学合格おめでとう。」
私はこの春から、大学生になる。
おじさんやおばさん、ちーちゃんは自分たちが通った大学を受けることを望んだけど、私は違う大学を選んだ。
理由はいろいろあるけど、私の意見を尊重してくれて、晴れて希望の大学に進む私。
「ありがとう。ちーちゃん、おばさん、出掛けちゃったよ?
今日、帰ってくること言ってなかったの?」
ちーちゃんは、私の頭を撫でながら、
「ああ、言ってあったよ。でも、ミーのこと驚かせようと思って、黙っててって頼んでおいたから。」
「へ?じゃあ、ちーちゃん帰ってくるの知らなかったの私だけ?」
「ああ、そうだよ。驚いただろう?」
まったく、いつまでも子供扱い。
別にここは、ちーちゃんのお家だし、いつ帰ってきてもいいけど・・・・・少し心の準備がしたかったんだもん。