大人の恋をしよう☆彡
「ミー、怒ってるのか?自分だけ知らなかったから拗ねてるのか?」
なんだか、ちょっと、イライラして、
「ちーちゃん。私ももう春から大学生だよ。もう、子供じゃないの。
だから、そんなことで拗ねません。」
そう言ったのに、
「そうか?なら、もう少し歓迎してくれよ。俺的には、飛びついて大歓迎してくれると思ったのにな~。」
と拗ねた顔をするちーちゃん。
どっちが拗ねてんのよ。
「ちーちゃん?私、もう18になったんだよ。ちーちゃんの中ではまだまだ、小さいままからも知れないけど、少しは大人になったの。」
ちーちゃんの膝から降りようと体をよじって降りようとすると、今まで添えられているだけだったちーちゃんの腕に力が入ってギュッと抱きしめられる。
「ちーちゃん?」
私の肩に顔を埋めているちーちゃんが、
「こうやって抱っこされるのも、昔みたいに抱きついてくることも大人になったからしないっていうのか?」
「そ、そうだよ。」
「なら、大人になんかなるな。」
え?
いつもの甘い声じゃなくて少し怒っているときの低い声。