大人の恋をしよう☆彡
マナちゃんの歳を2歳越えて18になった私。
マナちゃんが亡くなった16歳と同じ歳になったとき、ちーちゃんは、そんな私を見るのがつらいのか、1年間、留学をしていた。
マナちゃんと姉妹だけあって、少しだけ似ている私を見るのが辛いのかもしれない。
どうして、大好きなマナちゃんじゃなくて、私が生きているのか。
そう思っているのかもしれないと思うと、胸が張り裂けそうなほど、苦しかった。
でも、高校生の私には、どうすることも出来ない。
留学から帰ってきて、1年はここで一緒にくらしたけど、また、今度は、転勤という形でこの家を出て行く。
私がいると住みづらいのかも知れない。
そう思えば思うほど、ここでの生活が辛かった。
だから、小さい頃はあんな引っ付いていたちーちゃんに私から触れることが怖くて。
ちーちゃんがたまに日本に帰ってきたときも、私は極力、外に用事を作る。
家族で食事に行くというときは、毎回では避けているのを気づかれてしまうから、たまには一緒に行ったけど、家族水入らずで行ってもらったりした。