大人の恋をしよう☆彡
ちーちゃんがせっかくのお休みなのに、私をどこかに連れて行ってくれようとかもするけど、ちーちゃんと二人きりになるのが怖くて、それもなんかしらの言い訳をして、断り続けた。
そのちーちゃんがまた、帰ってくる。
ちーちゃんがリビングを出ていくのを見送ってもなお、私はその場から動けなかった。
やっと、動くことが出来てからは、今度は、ずっと、どうするべきか考えてばかり。
お風呂が沸いたことも告げずに部屋に篭もり、ドアのノックの音でやっと、現実に戻ってこれた。
ノックはおばさんで、夕食の時間だと教えてくれた。
私は一体何時間、ベットの上で膝を抱えていたのだろう。
たしか、ちーちゃんが帰ってきたのは、昼間のはずなのに。
今は、もう、星空が広がっている。
深いため息を一つして、私は、リビングへと向った。
扉を開けると、もう、おじさんとちーちゃんがテーブルの前に座っていて、キッチンからおばあさんの明るい声が聞こえてきた。