大人の恋をしよう☆彡

「はい。元気です。皆さんも元気そうですね。」


なんて、挨拶していると、おばさんがみんなに飲み物を配りだした。


「ちーちゃん、買い物はまた今度にしよう?」


「ミー。でも・・・」


「せっかく、みんな遊びに来てくれたんだよ。お友達を大切にしなさいっていつも私に言うのは誰?」


「・・・・・わかった。じゃあ、明日。明日は絶対に行こう。」


私の頭に手をポンポンと置くと、お友達の中に入って行った。

毎回、恒例だけど、結局、ちーちゃんのお部屋で宴会がはじまったらしく、そのおつまみなどをおばさんと作ることに。


「美々ちゃん、悪いけど、これ、持って行ってくれる?」


おばさんから料理を受け取り、ちーちゃんの部屋へと向うと、少しだけドアが開いていた。


「で、どうよ。あっちでの生活は?」


「あ?別に普通だろう。日本とかわらねぇよ。」


「そうじゃねえだろう?女だよ。女。」

「お前のルックスなら、選り取りみどりだろう?日本に帰らないでっとか言われて帰ってきた
んじゃねえのかよ。」


「お前は馬鹿か?そんな暇ねえよ。毎日、仕事ばっかしで。」


「ああ~?そんなことねえだろう?いい歳した大人の癖に。」


「こらこら、拓也君。千隼ちゃんはねえ~、昔から一途に思っている人がいるのだんよ~。」


一途に思っている・・・・・・。


もう少しでドアノブに手をかけようとしたときに、聞こえてきた言葉。

私の体が凍りつく。






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