大人の恋をしよう☆彡
「なら、どうして?どうしてよ、美々ちゃん。」
泣き崩れるおばさんをおじさんがなだめている。
「本当にごめんなさい。」
私は、深々と頭を下げた。
「私は本当に幸せでした。
ここにいたら、ずっと、幸せで入られると思います。
でも、きっと、ここにいたら、私は、前に進めません。
ずっと、駄目な子のままです。
一人でがんばってみたいです。
一人で生きてみたいです。
いつまでも甘えてばかりじゃあ、私は成長出来ないから。」
おばさんの背中をさすっていたおじさんが、
「もう、決めたことなんだね。」
と聞いたから、
「はい。」
と答えた。
それからも、必死で二人を説得し、なんとか、許してもらえることに。
いくつかの条件をつけられたけど、それでもここを出て行くことは許してもらえた。