大人の恋をしよう☆彡
昔、加奈子と二人、ファミレスで夢中でおしゃべりしていて、気付けは、夕方になっていた時があった。
そのとき、たまたま、前を通りかかった優人さんが、ちーちゃんに電話したことがあった。
その後、血相をかいて飛んできたちーちゃんに強制連行され、おじさんやおばさんに止められるほどのお説教を受けたことがある。
「優人さんは、前科があります。」
「前科って・・・・美々ちゃん?」
優人さんは、私が言いたことが分かっているようで。
「絶対にダメです。あの後、大変だったんですよ。ちーちゃんのお説教はもう懲り懲りです。」
「ハハハッ、わかったよ。わかりました。でも、あまり遅くならないうちに帰りなよ。」
どうやら、分かってもらえたようで一安心。
ホッと胸を撫で下ろしていると、
「美々ちゃん!」
向こうから、三上先輩がこちらに歩いてくるのが見えた。