大人の恋をしよう☆彡
「あ、優人さん。じゃあ、これで失礼します。」
「あ、うん。」
私は軽く頭を下げると、三上先輩の方へと走り寄った。
優人さんがそんな私の後姿を見ていることも知らずに。
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「まさか・・・男と一緒なのかよ・・・・・」
「おい、緒方。なんだ、ナンパか?会社の連中と来ているのにやるな~。」
「ば~か、そんなんじゃねぇよ。」
「本当か~。あの子、結構可愛かったじゃねぇか。」
「あの子に手を出したら、俺、殺されちゃうだろう?」
「あ??知り合いの子なのか?」
「ああ、俺の親友の大切な女。」
「へえ~。・・・・・でも、あの子、男と一緒だぜ。」
「ああ、問題はそこだよ。
・・・・・でも、まあ、2人ってわけじゃなさそうだし、様子を見るか。」
「なんか、お前、保護者みてえだな。」
「・・・さっき、彼女にもそう言われた。」
ま、今回は見逃してあげるよ、美々ちゃん。
もうすぐ、千隼も帰って来るしな。
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