大人の恋をしよう☆彡
「あいつ、今、学校休みだろう。居ないの?」
「・・うん。・・まあね。」
なんだか歯切れが悪い。
まあ、いい。兎に角、荷物を置こうと二階に上がろうとすると、
「ち、千隼!まあ、せっかく帰ってきたんだから、お茶でも飲みなさい。
コーヒー?紅茶?それとも緑茶がいい?」
母さんの態度が腑に落ちないまま、仕方なくリビングに向う。
「じゃあ、コーヒーにして。」
「了解~。」
二人でコーヒーの飲みながら、話すけど、なんだか、様子が可笑しい。
「なあ、ミーに何かあんのか?」
母さんが俺に対してそんなにオドオドするってことは、ミーの事だと思う。
「えー・・・別に・・・・」
ああ、もう、いい!
居なくてもミーの部屋に行けば何かわかるかもしれないと思い、リビングを出て行く。