大人の恋をしよう☆彡
だけど、その願いは届かない。
気がついたときには、病院のベットの上。
周りには、泣き崩れるおばさんと、目を真っ赤なしたおじさん。
そして、私の手を握ってくれているのは・・・・・・・・・・・
ちーちゃんだった。
家族を亡くしてしまった一人ぼっちの私の傍にいたのは、ちーちゃん一家だった。
父たちが亡くなってから、ずっと、私の傍にいてくれたのは、工藤家の人たち。
それなのに、私はこの人たちに悲しい思いをさせている。
私は、ずるい女なのかもしれない。
一度、死のうとしたけど死ねなかった私は、臆病になる。
そして、そんな卑怯者の私が選んだ選択は、
生きて、償うことだった。
どんなに苦しくても悲しくても辛くても、自分のしてしまった罪を背負って生きていこう。
幸せにはなれない。
いいえ、なってはいけない。
私は、罪人だから・・・・・・・・・・・。