大人の恋をしよう☆彡
「もしかして、おばさんが言ってたお迎えってちーちゃんの事だったの?」
なぜか、不機嫌顔のちーちゃん。
「ああ。」
なんだか、さっきから「ああ。」しか聞いてないんだけど。
しかも、一口コーヒーを口に含んでから、ずっと、私のことを見てる?睨んでる?感じなんですけど。
「あの、・・いつ帰ってきたの?」
この雰囲気を変えたくて話を振ってみたら、
「昨日だけど。」
なんだか、話が続かない。
「そうなんだ。おばさんもおじさんも何も言ってなかったよ。
また、突然帰って来たんでしょう~。」
少し笑いながら言ったら、今度はちゃんと認識出来るほどの目で睨まれた。
「突然は俺だけじゃないだろう?ミーだって同じだろう?」
やっぱり、怒ってるよね。一人暮らしの事。
「・・・ごめんなさい。・・・」
私はちーちゃんの顔を見ていることが出来ずに下を向いた。
いつも私のことを心配してくれているのに。
黙って家を出た私を怒って当然だと思うから。