大人の恋をしよう☆彡
「ちーちゃん。・・・私、もう大学生だよ。
・・なんでも一人で出来るようにならないといけない。
ずっと、ちーちゃんたち家族に助けてもらったけど、そろそろ一人で歩いて行かなくちゃいけないって思ってたの。」
そう、ちーちゃんから離れる練習をしないといけない。
「確かに突然だったけど、ずっと、考えていたことだった。
ただ、その決心がなかなか出来なかったけど、いいチャンスだと思ったの。
だから、おじさんとおばさんにお願いしたの。
ちーちゃんに相談しなかったのは、悪かったけど、一人でもちゃんと出来るって所をちーちゃんに見てもらいたかったの。
もう子供じゃない。
大人になって、一人で何でも出来るって、そんな成長した私を今までたくさん心配や迷惑をかけてきたちーちゃんに見て欲しかったの。
・・・・ただ、それだけだったの。」
最後の言葉はとっても小さくなってしまった。
今の私は本当にちゃんと出来ているのか、まだ、自信がなかったから。
ちーちゃんに胸を張って言える自分じゃないような気がしたから。
「なあ、ミー。俺はね、思うんだ。
ミーはどうして、一人で頑張ることばかり考えるんだ?」
「え??」