タクシー運転手と俺

沖縄県民のお客さんは、酒に対してだらしないし酔うとむちゃくちゃをするが本土の人は、そういう人居ないからね~との事だった。




沖縄県民皆がそうでは、ないだろうが確かに酒に対してだらしない人が多かった。




まぁ、沖縄は、例外的な場所だ。




あちこち住んで来た俺から見たらタクシーの運転手は、よそ者には、親切でない人もけっこういるって事なんだよ。




そういう訳でその日もいつもの儀式をおこなったんだよ。




運転手は、大丈夫だとはっきり答えた為に俺は、安心してそのタクシーに乗った。




タクシーが走り始めて俺は、珍しく寝てしまったようだった。




夢の中でも世界は、俺を中心に回っていたような気がする…



運転手から声をかけられて目を覚ましメーターをみると既に四千円を超えていた。




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