タクシー運転手と俺

蟹の事がまだ頭に浮かんでいた。




まぁ、それは、置いといてあ!とうとう置き場所ないからこの隅に押し込んで…




しかし、運転手も負けてないんだなぁ更に強気で怒鳴って来た。




[お客さんが寝てたからでしょう?
それに私は、最短ルート走ってますよ!
何ならやりますか!」




俺は、混乱した。




最短ルートの訳ないじゃないか!二千円ちょっとで行くのに四千円超えてるんだよ。




それに、やりますか!って何だ!?




やりますかってまさか、ここで将棋でも指しますかじゃないはずだよね。



俺は、少しだけ冷静になり一応聞いた。



[あのさあ、途中に工事とかあって遠回りしたとか事故があって仕方なく遠回りしたとかかな?」




俺は、熟睡とは、程遠いが、確かに寝てしまっていた。




その間に何かあったのかも知れないと思い聞いた。




その間に未確認飛行物体にさらわれてたと言われたらあきらめたかも知れない。





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