君との甘い時間。~金髪ヤンキー×生徒会長な君~
「やる」
「え?」
「それお前にやる。俺は一回返された。そんで受け取った。これは俺の物だ。それをお前にやるだけだ」
「でも…あの子は…っ。」
コイツが言う、『あの子』がまたコイツを傷付けるかもしれねえ。
俺がつけた方がいいのかもしれない。
「無責任な事言う。俺はお前が次アイツに殴られたら。俺の判断で殴られたら。そいつの事をぶん殴る。」
「それじゃ…ダメだよ…」
「大丈夫。その前に殴らせねえから」
俺はその場を去った。
電話をかける。
その二日後には彼女は俺を追いかけ回してきた。
そして毎朝毎朝、日常茶飯事なことへと変わっていくのにそう時間はいらなかった。