君との甘い時間。~金髪ヤンキー×生徒会長な君~



そこには見知らぬ1年坊が立っていた。


「…誰?」


俺が尋ねると

「生徒会の書記の新木悠哉くんっ!!なんで知らないかなー?」

まさかの明日香ちゃんからの返答。

そのまま彼女は俺の上から降りた。



細身で高身長。

黒の長すぎず短すぎずの長さでさらさらの髪は爽やか感を醸し出していた。

しっかりと着た制服が清純さをさらにわきだたせる。


「明日香、大丈夫?その先輩って確か…浅山大樹先輩だよね?」



なんだコイツ。

なんで明日香ちゃんにタメ口なんだよ。

なんで明日香ちゃんを『明日香』なんて呼んでんだよ。


胡座をかいて、頬杖をつく。



ムカつく。



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