君との甘い時間。~金髪ヤンキー×生徒会長な君~
「うえっ!?…っと…その…」
戸惑ってる明日香ちゃんは
愛しくて。
可愛くて。
どうしようもなかった。
「体調戻ったみたいだね」
明日香ちゃんの頭に手を乗せた。
「そ、のこと、なんだけど…保健室まで運んでくれて…ありがと…」
下を俯きながら顔を真っ赤にしている彼女は、また俺を夢中にさせていく。
「それで…よかったら、さ…連絡先、どうかなって…」
携帯を取り出す彼女。
「交換しよっか」
「うん…っ」
赤外線を使って送受信する。
普段は凛としているくせに、こういうときだけ普通の女の子なんだから。
か細い体を包みたくなる。